この大学のポイント
- 中国のハワイ、海南島で留学
- 定年退職者の留学も多い
海南師範大学の基本情報
- 住所
- 海口市龍昆南路99号
- 校内の位置
- 海師大厦3階
- 事務所名称
- 対外漢語教学中心
- 業務時間
- 08:00~18:00
- 立地特性
- 沿海/中都市/中心部周辺
- 語学留学生のキャンパス
- 旧キャンパス
- 語学留学生部門の規模
- 小規模校
- 留学生受入れ開始
- 1988年
- 空港出迎え(指定期間)
- 80元
- 空港出迎え(指定期間外)
- 80元
- 出迎えをする空港
- 海口空港
- 直行便がある日本の都市
- 大阪、静岡
留学生の内訳
日本及び上位出身国の学生数
- 日本
- 8人
- タイ
- 7人
- アメリカ
- 2人
- ロシア
- 1人
- パキスタン
- 1人
- パキスタン
- 1人
- 語学留学生の総数
- 21人
留学生の出身地比率
- 東アジア
- 40%
- 東南アジア
- 35%
- 西アジア
- 10%
- ヨーロッパ
- 若干
- アフリカ
- 若干
- 北米
- 10%
- 中南米
- -
- オセアニア
- -
年齢構成
- 30歳以下
- 40%
- 31~40歳
- 15%
- 41~60歳
- 15%
- 61歳以上
- 30%
授業とクラス
授業時間など
- 1クラス平均人数
- 7.0人
- レベル分け
- 3段階
- 1コマ時間数
- 45分
- 週あたり授業コマ数
- 20コマ
- 日本語学科の有無
- 有
カリキュラム
選択科目
留学生寮
寮費と諸費用
- 1人部屋
- 40元/日
- 2人部屋1人
- 30元/日
- 保証金
- 400元
- 水道
- 無料
- 電気
- 無料
- ネット
- #1
- 初回支払
- 1学期分
寮の設備
- 机・椅子
- 有
- クローゼット
- 有
- テレビ
- 有
- 電話
- 有
- エアコン
- 有
- トイレ
- 有
- シャワー
- 有
- バスタブ
- 有
- コンロ
- 共用
- 電子レンジ
- 共用
- 冷蔵庫
- 共用
- 洗濯機
- 共用
※ 寮費は長期割引料金 #1 低速30元/月、ADSL80元/月
周辺施設(直線距離)
- 銀行
- 校内
- ATM
- 校内
- 郵便局
- 0.2km
- スターバックス
- 2.3km
- マクドナルド
- 2.6km
- KFC
- 1.3km
- 大型スーパー
- 3.5km
- 地下鉄最寄り駅
- なし
留学募集要項
入学条件
- 学歴条件
- なし
- その他条件
- 健康である者
費用
- 1学期
- 1学年
- 申請料
- 400元
- 400元
- 授業料
- 6,000元
- 10,500元
- 1学期
- 1学年
- 教材費
- 実費
- 実費
- その他
- なし
- なし
募集日程
- 年度・学期
- 08年春学期
- 申請締切り
- 01月20日
- 入学手続き
- 03月01~02日
- 授業開始
- 03月03日
- 中間テスト
- なし
- 期末テスト
- 07月10日
- 終了
- 07月12日
- 年度・学期
- 08年秋学期
- 申請締切り
- 08月上旬
- 入学手続き
- 08月上旬
- 授業開始
- 09月01日
- 中間テスト
- なし
- 期末テスト
- 01月上旬
- 終了
- 01月中旬
- 海外保険
提出資料
- 入学申請書
- 要
- パスポートコピー
- 要
- 卒業証明書
- 在学証明書
- 成績証明書
- 履歴書
- 健康診断書
- その他
海南師範大学の写真
「海南師範大学」ページからのお問合せ
海南市中心部から南へバスで30分ほどの場所にある師範大学。留学生部があるキャンパスは旧キャンパスで、本体は新キャンパスに移行中。外国語学部日本語学科は今のところ旧キャンパスに残っている。
海南島は南部の三亜市が熱帯気候のリゾート地として知られるほど温暖な場所。真冬でも氷点下になることはなく、取材時は11月下旬であったが、Tシャツ姿の学生が多数見られた。
緯度が低いため夏は高温になるが、海に面した街で常に風が吹いているため、蒸し暑くなることはないとのこと。物価も安く、海の幸にも恵まれており、日本人定年退職者の留学が増加傾向にある。今学期の最高齢は72歳とのこと。
留学生はそれほど多くなく、1クラス平均人数は7人と少人数が実現されている。教師も一人一人の学生に目が行き届く。
留学生寮と教室、事務所は同じ建物の同じフロアにある。古い建物ではあるが、寮の部屋はきれいに整えられている。給湯設備が古くなっているため、シャワーのお湯が使いにくくなっている。来年頃に別の建物に移る予定とのことだが、事前に確認した方が良いだろう。
必修科目のカリキュラムに取り立てての特徴はないが、午後の時間で独自の工夫を行っている。毎週火曜日午後に「中外交流」という時間が3コマ設けられている。これはこの大学の中国人学生と留学生が交流する時間であり、毎回20人ほどの中国人学生が参加している。行う内容は特に決めていない。毎回集まった学生が数人ずつ集まって、その場で好き好きに行う。
この「中外交流」のメリットは実はそれなりの価値がある。留学すれば中国人学生との交流が自然に生まれると思っている方がいるかと思うが、実際にはそうとは限らない。どうやって交流のきっかけを作ればいいのか分からなかったりなど、交流が生まれない留学生も実はそれなりにいる。「中外交流」が毎週定期的に行われ、参加する中国人学生は外国人との交流を目的として応募してきた学生だけなので、交流する学生を見つける機会を大学側がセッティングしていると言える。
「中外交流」でその日に知り合った学生に、今週の金曜日に互相をしようと持ちかけたり、来週から毎週水曜日に聴力のトレーニング相手をしてくれないかと頼んだりといったことができるのだ。
取材時にも午後の空いた教室で、「中外交流」で知り合った留学生と中国人学生が互習やHSK対策を行っていた。それ相応の効果が出ていると感じられる。
小規模校であるため、選択科目がなかったり、体系だったHSK対策が行われないなど、大規模校に劣る部分は小規模校共通の問題として確かに存在する。しかし、そういったものを求めず、逆に温暖な地で留学生活を楽しみたいというのであれば、定年退職者はいうまでもなく、若い方でも海南という地を留学先として選んでも良いのではないか。海南に留学し、そのままこの街に残ったという学生を私も数人知っている。それだけの魅力がある街ということだろう。